マカとはカブに似たアブラナ科の植物のことを指します。アンデスの雄大な高原地帯で育ち、ペルーの人々にとってはインカ時代から大切に利用されてきた多年生植物です。非常に栄養価が高いことから「アンデスの女王」という別名も存在し、近年では宇宙食の原料としても注目を集めるようになりました。そんなマカが育つのは、富士山よりも標高の高い場所というから驚きです。昼夜の寒暖差は30度以上になることも珍しくなく、年間の平均気温が7度という過酷な状況で育つマカは、土地の栄養をたっぷり吸収して大きく成長します。
そのため、一度栽培するとその土地は数年間不毛になると言われているのです。マカには豊富な必須アミノ酸や各種ビタミン、ミネラル類、脂肪酸といった栄養素がぎゅっと詰まっており、人々の健康維持に大きく貢献してくれています。