【腸活】腸内フローラで免疫力アップ

大腸は、健康、ダイエット、美肌をサポート

健康やダイエットまた美肌には、大腸の働きがとても大切です。

そこで腸活について紹介したいと思います。

女性の多くは腸活を実践していると思いますが、腸活で大事なのは、悪玉菌の増殖を抑えて善玉菌優位の腸内フローラの獲得になります。

私も、ごぼう、キャベツ、納豆や枝豆、ヨーグルト、チーズなど、食物繊維と乳酸菌を意識して摂取しています。

今回特にクローズアップしたいのが、ビフィズス菌になります。

とても有名な菌ですので、「なーんだ」という声も聞こえて来そうですが、健康な腸内フローラの一翼を担うとても大切な善玉菌になります。

ビフィズス菌は、酢酸のを産生し腸内環境にとても重要な働きを担っています。

その働きとは、強力な殺菌作用により悪玉菌の増殖を抑え、また大腸の傷ついた上皮細胞の修復を促進することです。

悪玉菌が減り、腸内の炎症がスムーズに修復されれば、潰瘍やポリープなどのリスクが下がります。

ありがたいことに私達日本人の腸内には、ビフィズス菌が数多く生息するらしく、この腸内に生息するビフィズス菌を増やすことを目標に腸活したいものです。

そのビフィズス菌の餌となるのが乳糖になります。下記の食品例を参考に食生活を見直し、ビフィズス菌を育てましょう。

<乳糖を多く含む食品例(100gあたり)>

チーズ 70.7g
脱脂粉乳 47.8g
全粉乳 34.1g
ミルクチョコレート 11.7g
アーモンドチョコレート 7.5g
アイスクリーム 4.6g
ジャージー牛乳 4.5g

覚えたい菌の名前【ブラウティア・コッコイデス菌】

ビフィズス菌と合わせて、大切な菌があります。
それは、ブラウティア・コッコイデス菌という善玉菌になります。

働きは、大腸内の炎症を抑えたり、精神を安定させたりします。
大腸の菌が精神安定に一役買っているのにも驚きますね。

このブラウティア・コッコイデス菌の餌になるのが、グルコシルセラミドという成分で麹菌に含まれる成分になります。

麹菌は、清酒、味噌、しょうゆ、甘酒、酒粕、焼酎粕、酢、黒酢、塩麹など、日本の伝統的な醸造食品に用いられているものですので、日本人には馴染み深いものです。。

グルコシルセラミドの摂取目安は、体重60kgの人で1日100mg程度となります。

甘酒1杯、濁り酒1杯、味噌1椀、塩麹で調理した肉100gで、グルコシルセラミドの含有量は8.69mgになりますので、なかなか大変ですね。

ビフィズス菌やブラウティア・コッコイデス菌は日本やアジア圏の人が多く持つ善玉菌で、肉食ではなく穀物や野菜や魚を中心に保存食として醗酵食品を摂取する食文化の賜物です。

腸活は食物繊維と合わせて乳酸菌、麹菌をバランス良くとることを心がけたいのですが、麹製品は塩分を多く含んでいる物が多くありますので、塩分摂取量には十分注意が必要になります。

最後に、食物繊維が多く含まれる食品例を載せます。

水溶性食物繊維
こんにゃく 73.3g
白きくらげ 19.3g
らっきょう 18.6g
青汁 12.8g
あずき 7.7g
大豆 7.6g
おおむぎ 6.7g
抹茶 6.6g
カレー粉 6.5g
ドライトマト 6.4g

不溶性食物繊維
あらげきくらげ 73.1g
こんにゃく 70.4g
きくらげ 57.4g
白きくらげ 49.4g
干しわらび 48.0g
せん茶 43.5g
おから 42.1g
まいたけ 39.4g
玉露 38.9g
しいたけ 38.0g
紅茶 33.7g
抹茶 31.9g

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